こんにちは、マメシ(＠mame_shibori03)です。
8月30日にタムロンからニコンのZマウントに対応した「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」の開発が発表されました。
タムロンがニコンのZマウントに対応したレンズを発表するのはこのレンズが初。
70mmから300mmという使い勝手の良さそうな焦点距離をカバーしたレンズということで気になる点をまとめてみました。
タムロン初のニコンZマウントレンズ「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」
タムロン公式サイトより
タムロンから初めてとなるニコンZマウント用レンズ「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)」の開発が発表されました。
2022年の9月29日発売予定とのことで希望小売価格93,500円。
気になるポイント
小型軽量な便利ズーム
特に気になるのがレンズの大きさや重さ。
- 質量580g
- 長さ150.3mm
- 最大径77mm
- 希望小売価格93,500円
と、2022年7月現在300mmのフルサイズミラーレスカメラ用望遠ズームレンズとしては世界最軽量となっています。そして値段もまさかの10万円以下。
Model A047は「手軽に望遠を楽しんでいただきたい」というコンセプトをベースに、世界最小・最軽量と高画質を実現しています。
ニコンの純正レンズをみるとフルサイズミラーレスカメラ（FX）用としては「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」だけが300mmをカバーしているのですが、
- 質量1,355g
- 長さ222mm
- 最大径98mm
- 希望小売価格385,000円
と、ちょっと手が出しにくいというのが正直なところ。焦点距離やF値が違うので一概にも言えませんが持ち出しやすさや取り回しのしやすさで言えばタムロンに分があります。
簡易防滴構造の採用
防塵防滴構造に関しては簡易な防滴構造を採用しているとのこと。
レンズ鏡筒の可動部や接合部など、主要な箇所に防滴用のシーリングを配した簡易防滴構造を採用しています。
ニコンのFマウント用レンズである「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2（Model A025）」などは防塵防滴構造を採用しているところを見ると、防塵防滴性能は劣る可能性があります。
AF性能や手ブレ補正機能
ステッピングモータを採用しレンズ位置を高精度に検出するセンサと合わせ高速・精緻なAF動作が可能とのこと。
AF駆動には、レンズ位置を高精度に検出するセンサーとAF制御に最適化されたステッピングモーターユニットRXD (Rapid eXtra-silent stepping Drive)を搭載。高速かつ精緻なAF動作が可能なため、望遠レンズで撮影が想定される動きの激しい被写体に正確にピントを追従し続けることができます。
Zシリーズのカメラからボディ内手ブレ補正機能が備わっているので、レンズ内の手ブレ補正機能はありません。
まとめ：小型軽量の望遠ズームレンズ、かなり欲しい
タムロンが発表したこのレンズは軽量小型な望遠ズームレンズで、純正レンズでも現状カバーしきれていない300mmに対応したズームレンズです。
手持ちの望遠レンズがNIKKOR Z 70−200mm f/2.8 VR S一本だけなので焦点距離が被ったとしても300mmが欲しい場面は意外と多いんですよね。
値段も10万円以下ということで最初に手に取る望遠ズームレンズとしてはかなり欲しい1本になりそうです。
