突然ですが、皆さんは初めて買ったレンズのことを覚えているでしょうか。
ぼくがカメラを始めて最初に買った単焦点レンズが「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」でした。
このレンズのお陰で写真にのめり込んでいったようなものなので、この素晴らしいレンズに出会えて分かった3つのことを語りたいと思います。
ボケの楽しさを知った
最初はボディとレンズがセットになったいわゆるレンズキットのカメラを買いました。
そこで最初に思ったのが、「一眼レフって想像していたのよりボケないぞ?」ということ。
そもそもカメラを始めた頃はどうやったらボケた写真が撮れるかということなんて分からずにいたということもありましたが、それがこのAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gを買ってからはそのボケ具合にメロメロになってしまいました。
とりあえず背景をボカしておけば問題ない、というぐらいボケた写真が好きになったわけです。
歩く楽しさを知った
当たり前ですがこのレンズは単焦点レンズなのでズームができません。
そのため、この風景をどう収めようか。どう切り取ろうか。ということを自分の足を使って考えることになります。これは不便なことでもありますが、単焦点レンズの楽しさでもあります。
明るさを知った
カメラのレンズを見ると必ずF2.8だったりF4といった数字が書いてあります。このFの値は絞り値といってざっくりいうと、この数字が小さい方が明るく写すことができます。最初はこのF値もわからずこのレンズを買ったのですが、F1.4って明るいんですよね。通常のエントリークラスのカメラに付いてくるレンズは比較的このF値が大きくて暗く写ることが多かったので、開放F1.4で撮った時の明るさには感動しました。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gで撮った写真
ここまで言っておいてなんですが、作例と言えるほど考えて撮った写真はありません。とにかく明るくてボケる写真が簡単に撮れるので、楽しくてしょうがないわけです。
ボケェ…
キットレンズからのこの写りなんで驚きましたよ…
このレンズを買って最初の頃はDXフォーマット(いわゆるAPS-Cセンサ)のD3400に付けて撮っていたので、換算85mmの中望遠。
明るくてよくボケて最高…
料理の撮影にも使いやすいくて重宝しています。
Z6にマウントアダプタのFTZをかませて使っています。
小さい花だとAFが迷うこともあるけれど、AFはそこそこ速いし個人的には気にならないレベルです。
Z6を買ってからは本来の50mmの画角でスナップが捗ります。最高ですね。
見返してみても絞って撮ってる写真がほとんど無かったw
それぐらいボケた写真が好きですねw
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gを最初の単焦点レンズにいかがですか?
Zマウントの50mmも発売されてるので買い替えも考えたけれど、現役で使える良いレンズです。
中古価格もこなれてきているので、単焦点レンズに迷っている人は最初の1本にいかがでしょうか。