こんにちは、マメシボリ(@mame_shibori03)です。
2日間長野にいることができたので2日連続で百名山に登ってきました。2日目は中央アルプスの最高峰、木曽駒ケ岳。ロープウェイがあるため麓から簡単にアクセスすることができ、この時期は高山植物が見頃ということもあって多くの観光客で賑わっていました。
乗鞍岳と違い、天候にも恵まれたので素晴らしい景色を楽しむことができました!
木曽駒ケ岳とは
木曽駒ケ岳は標高2,956mで木曽山脈(中央アルプス)の最高峰。日本百名山のひとつにも数えられています。
長野では東側にある甲斐駒ケ岳を東駒ヶ岳(略して東駒)、西側にある木曽駒ケ岳を西駒ヶ岳(略して西駒)と呼ぶこともあり、地元からも親しまれている山となっています。
木曽駒ケ岳の麓から駒ヶ岳ロープウェイが山の中腹より上の千畳敷カールまで延び、その千畳敷カール付近でも圧巻の景色のため、通年を通して人気となっているようです。
ロープウェイの千畳敷駅に日本一標高の高い、ホテル千畳敷も併設されているので、美しい山々眺めながら宿泊を楽しむこともできます。
アクセス
木曽駒ケ岳の玄関口となる駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅まではマイカー規制されているため路線バスを利用することになります。
- JR飯田線駒ヶ根駅から路線バスでしらび平駅へ
- 菅の台バスセンターにマイカーを駐車、路線バスでしらび平駅へ
菅の台バスセンターの駐車場は有料(普通車1日800円)ですが、付近には温泉施設などもあり何かと便利なのでこの駐車場を利用することをおすすめします。
木曽駒ケ岳に登ってきた!
前日乗鞍岳に登ってから伊那市のホテルに泊まっていたので比較的近くからのスタートです。この日は日曜日、翌日は仕事なので早め早めの予定で組みました。
7:00菅の台バスセンター着
9:00駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅着、登山開始
12:00木曽駒ケ岳山頂到着
14:00 駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅着
前日の乗鞍岳の記事はこちらからどうぞ!
ホテル〜千畳敷駅
ホテルで朝食を済ませ、ホテルから菅の台バスターミナルまでは車で向かいます。
天気のいい日曜日ということもあり、7時に着いた段階で菅の台バスセンターも多くの車が停まっていました。ホテル千畳敷に宿泊している人達がいるのかもしれませんね。
菅の台バスセンターからロープウェイ乗り場まで約30分です。
ロープウェイの始発は8:00。この始発に合わせてバスで来たつもりが、すでにかなりの混雑。
どうやら1時間以上の混雑の場合は整理券を発行することもあるようです。ハイシーズンに来る際には注意が必要ですね。
あとロープウェイの運転間隔は約30分ですが、混雑の影響か臨時便も出ているようでした。これは公式サイトなどで確認していた方が良いかもしれません。
ロープウェイに乗ると一気に1,000m近くも上昇し、2,612m地点にある千畳敷駅まで向かいます。
このアクセスの良さが人気にひとつですね!
千畳敷駅~木曽駒ケ岳山頂
千畳敷駅を出てすぐ、目の前には千畳敷カールが広がります。
クロユリ?も咲いている!
荒々しい岩肌、一面に咲く花の景色はやはりここでしか見ることのできないものだと実感。
この景色を見ながら山頂に向かって足を進めます。
歩き始めると、最初で最大の難所である八丁坂があります。急な岩場を30分近く歩き続けるため少しも気を抜けないポイントでした。
その八丁坂を抜けると宝剣山荘がある乗越浄土に到着。名前の通り、キツイ斜面を上がってきた後の見晴らしが良く絶好の休憩ポイント。もうここがゴールでもいいや。
この乗越浄土までくると、後は多少の起伏を越えながら木曽駒ケ岳頂上を目指し歩くことになります。
それにしてもいい景色。乗鞍岳は天気が悪くて景色を楽しむ余裕はなかった分、今日は景色を楽しみながら歩くことができます。
乗越浄土を越えてしばらく歩くと、気付けば山頂の手前。あと少し!
山頂に到着!神社!お詣り!
山頂はなだらかな岩場が広がっており昼食をゆっくり食べるのにぴったり。そこまで急いだつもりは無いけれど、予定していた時間より早く着いたので山頂でゆっくり休憩します。
木曽駒ケ岳山頂〜下山
山頂は標高の割にはそれほど寒くなく、風も穏やか。当たりの日に登れたのかもしれません。山頂までくると空気が薄いせいなのか、少し歩くだけで息が上がりやすくなります。
出発時に買っていたコンビニのおにぎりなどを食べ、景色を楽しんだら下山します。
憧れのアルプスの山々を眺めながら歩ける幸せ。貴重な経験だよなぁ、としみじみ思いながらゆっくりと来た道を戻ります。
登りの難所、八丁坂は下りでも難所。よくこんな所登ってきたなと思いながらビクビク下ります。
駒ケ岳ロープウェイの千畳敷駅まで来ると、ロープウェイで下山待ちの観光客でかなりの混雑。混雑のピークになると数時間待ちもあるとの事なので早めに行動して正解でした。
下山した後の定番、ソフトクリーム。この甘さがたまりません!
菅の台バスセンターまで戻った後は近くにある温泉こまくさの湯で疲れを癒します。
木曽駒ケ岳はアクセス良好、景色も抜群だった!
天候にも恵まれ、その標高から抜群の景色を楽しむことができた木曽駒ケ岳。
千畳敷カールだけでも十分な景色や植物を楽しむことができるので、登山をする体力に自信が無い人は千畳敷カール周辺の散策でも楽しむことができるはずです。
夏はもちろん秋も紅葉で楽しめる山なので、また別の季節に四季を楽しみに訪れてみたいと思います!