憧れの富士山にZ6を持って登ってきた話

初めての富士山旅行

多くの人が憧れるであろう富士山。今回はタイミングよく8月に休みが取れたので一度は登ってみたかった富士山に登ってきました。

結果から言うと、天候が悪く山頂に行くことはできませんでした。

それでもニコンのZ6を持って、憧れていた富士山を楽しく登ることができました。

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富士山に行ってきた!

富士山

登山をするからには憧れてきた富士山。

これまでは富士山の短い登山シーズンからタイミングが合わず登ることができずにいました。

今年は運よく8月中に休みが取れたので、登山シーズンの終わりに近い8月下旬に登ってきました。

富士山へのアクセスはバスで

富士山山頂を目指すルートは複数あります。

有名どころでいうと、

  • 吉田ルート
  • 富士宮ルート
  • 須走ルート
  • 御殿場ルート

あたりでしょうか。上から順に登山者数が多いルートです。

僕は東京から向かうのでアクセスが容易な吉田ルートで登山することにしました。

この吉田ルートは東京から富士山へ直行するバスも多く出ているので、今回はバスを利用することにしました。

使ったバス会社はVIPツアー。往復のバスと山小屋、帰りの温泉入浴が付いたプランなど充実した内容が特徴です。

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  • 山頂までの富士山ガイド付きプラン
  • 山小屋までの案内人付きプラン
  • 自分のペースで登れるフリープラン
  • 山小屋の手配は各自、バスのみのプラン

など数種類が用意されているので自分のレベルにあったプランから選べます。

今回は、自分のペースで登れるフリープランを選んでゆっくり登ることにします。

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今回はちゃんとZ6を持ってきた!

Z6

もともと登山とカメラの趣味は切り離していたのと、荷物を軽くしたいために山にカメラを持っていくという習慣がありませんでした。

そのためしょっちゅうカメラを家に忘れていくんですが、今回はちゃんと持ちました

せっかくの富士山ですからね、いい景色は良いカメラで残しておきたいわけです。幸いにもZ6は防塵防滴、多少の濡れくらいなら何とかなるだろうという期待もあります。

結果的に、荒天の影響で頂上近くでの景色は撮れず登山時の記録写真しか撮れませんでした。

それはそれとしていい思い出になるはずです。そう信じたい。

いざ登山開始!

富士スバルライン五合目

朝7時過ぎに新宿を出発したバスは高速道路のSAで休憩をはさみながら10時頃に富士スバルライン五合目に到着します。

吉田ルートだと吉田口五合目というところもありややこしいんですが、バスで来た場合は富士スバルライン五合目というバス駐車場、レストラン、売店や総合管理センターなどがある登山口に到着します。

この時点ですでに標高が2,300mもあるので高度に体を慣らすため昼食や荷物整理も兼ねて1時間程度休憩しました。

この後の道中、高山病なのか、かなりバテている人を見かけました。
登る前に高度にしっかり慣れておきましょう。
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富士スバルライン五合目~六合目

富士スバルライン五合目

休憩を済ませたら出発です。

天気は下り坂の予報だけれど、まだ青空も見えてまさに登山日和といった感じ。

ここから6合目までは広く道と林の中を歩くコースが続きます。

下界は雲の下

上は晴れ間が見え、下は雲。なんとも不思議な光景です。

富士山六合目

6合目到着。平日とはいえかなりの人ですね。

ここはこれから上る人と下山してきた人が入り混じっていますが、ここより少し登ると登山と下山道が分かれます。

登山者と雲

6合目より山頂方面をのぞむ

少し晴れ間が見えてきた

湧きたつ雲を見ると、富士山に来たんだなぁと実感できます。

六合目~七合目

富士山六合目から七合目

六合目からはいよいよ登山らしい岩場を登っていくことになります。

吉田ルートでは六合目から登りと下りで道が分かれていて、急な岩場の道をひたすら上ります。

吉田ルートは登りの道中に山小屋が多数あります。

水や軽食は簡単に手に入ったので、無理に荷物を詰め込んでこなくてもよかったと後悔しました。

七合目~八合目

富士山八合目

富士山も七合目を過ぎ、2,900m付近に到達です。

さらに登り八号目が近づくと体感できるくらい空気が薄くなってきました。

ゆっくり登っているつもりでもすぐに息があがってしまいます。

細い登り道のため団体の登山客で渋滞になっているので、その渋滞で息を整えながら登ります。

八合目~山小屋「白雲荘」

八合目「白雲荘」

ヒイヒイ言いながら登っていると、いよいよ本日の宿「白雲荘」に到着です。

八合目になると道がまた開けていい景色を楽しむことができます。

到着したことを山小屋のスタッフに伝えるとすぐに寝床に案内。荷物を置いたらすぐご飯が食べれるとのことで、他の宿泊者と混ざって晩御飯です。

山小屋のカレー

山小屋での晩御飯はこんな感じ。

山といったらカレーなんですが、疲れてボロボロの体に染み入る絶妙な味でございました。

なんで山で食べる御飯はこんなにおいしいんでしょうね。

右に見えるクロワッサンは翌朝の朝食とのこと。

出発する時間がまちまちな宿泊者のため、今から配っているとのことでした。

Z6で撮る富士山の景色

白雲荘

御飯を食べたあとは少し山小屋付近を散策。

せっかく持ってきたZ6で周辺の撮影に出かけます。

Z6で撮る白雲荘からの景色

富士山からの夕焼け

富士山は視界を遮るものがほとんどないので、これまで登って来たルートがよく見えます。

逆に下からも目的地が見えていて、いっこうに着かない不思議。

日本一の山の偉大さを改めて思い知らされました。

雲の切れ目からは淡い夕焼けが見えていて、もう少し粘ればさらにきれいな夕焼けを拝めそうでしたが、寒さのためギブアップ。

山の夜は早いので19時頃には寝床で横になります。

悪天候からの下山へ

本来であれば深夜2時頃小屋を出て、ご来光を見るために登り始める予定だったんですが、天候が悪化し外の風速は20m毎秒近い強風と雨。

さらに山頂付近は25mを超える台風並みの強風とのこと。

この状況での登山はあまりにも危険なので夜が明けるのを待って下山することにしました。

本来であれば下山道の分岐がある本八合目付近まで登ってから下山道に入るところ、白雲荘から少し下ってエスケープルート経由で下山道に合流。

あまりの強風と横殴りの雨でカメラどころかiPhoneすら出せないような状況なので写真は1枚もありません…

下山!山頂には行けなかったけれど楽しかった!

富士山から下山し記念撮影

雨風が吹き荒れる中、無事下山しました。はぁ疲れた…

富士スバルライン五合目にあるレストハウスには有料の休憩所がある施設もあるので、そちらで帰りのバスが到着するまで休んでいました。

初めての富士山は残念ながら山頂まで行くことができませんでした。

とはいえまた来年に登る理由ができたので今度は天気が良い時にチャレンジしたいなと思います。

Z6も持って写真撮影も楽しみたいですね!

マメシボリ(@mame_shibori03)でした!

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