山形と秋田にまたがる百名山「鳥海山」に行ってきた!

鳥海湖旅行

こんにちは、マメシ(@mame_shibori03)です。

山形、秋田の山といえば鳥海山。

新型コロナウイルスの影響もあって登山はしばらく控えていましたが人気のシーズンを外したタイミングで鳥海山へ出かけてきました。

登山道がかなり整備されており、初心者でも楽しめる山ということで景色を楽しみがてら登ることができました。

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百名山「鳥海山」

鳥海山は標高2,236mの山形県と秋田県境に広がる日本百名山のひとつ。

富士山のような山容から秋田県では「秋田富士」とも呼ばれていたり秋田県民歌にも登場するため秋田県の山と勘違いしそうだけれど、山頂はしっかりと山形県。

鳥海山登山口までのアクセス

  • 象潟ICから車で20分

鳥海山の登山口はいくつかあるけれど、人気が高い登山口は象潟口(鉾立)。

鳥海ブルーライン沿にあり、車でのアクセスも良く広い駐車場やビジターセンターも整備されているため多くの登山客が選ぶ登山口となります。

マメシ
マメシ

マイカーでアクセスできる登山口なのが嬉しいポイントです

いざ鳥海山へ登山開始!

今回は定番どおり鉾立から山頂を目指すルートで登ります。だいたいのコースタイムで4時間30分くらいと久々の長距離コースなので焦らずゆっくりと向かうこととしましょう。

秋田市から登山口まで約1時間30分なので5時ころ自宅を出発し、6時30分登山口到着です。

Z6は今回もお留守番です。

ビジターセンターの他、公衆トイレも完備。ちょっとしたドライブで立ち寄るだけでもいいかも。

目指す鳥海山

遥か先に見える頂上。果たして登り切れるのか・・・

そんなことを考えながら登山開始。

序盤の登山道は石畳中心で、勾配も緩やかなのでスイスイと進めます。周りも木々に覆われていて景色もまだ見晴らせません。

賽の河原

1時間ほど歩くと視界が開け、「賽の河原」へ到着です。名前は物々しいけれど見晴らしもよく休憩するには持ってこいの場所。

暑すぎず寒すぎず、初秋の風が気持ちいいですね!ほんと登山日和です。

鳥海湖

賽の河原からまた1時間弱歩くと標高約1,700m「御浜小屋」に到着。通常有人の小屋ですが今年度は営業していないとのこと。

その御浜小屋の目の前にあるのが鳥海湖。ゆっくり歩くとここまでで2時間くらい。軽いハイキング程度であればここで昼食を食べて引き返すのもよさそう。

小浜付近からの景色

ここからの景色もすでに絶景ですね。写真は北方面を見ています。休憩がてら行動食も食べつつ行動再開です。

御浜小屋を過ぎると本格的な登山といった道が出てきます。

傾斜のキツめな「八丁坂」を過ぎるとコースの分岐がある「七五三掛」に到着。そこから千蛇谷コースと外輪山コースに分岐するので、往路は外輪山コース、下山は千蛇谷コースを選ぶこととしました。

二つのコースの違いとしては、

  • 千蛇谷コース:名前の通り「谷」を歩き、山頂を目指しひたすらに登りが続くコース。時期によっては雪渓が広がっている。
  • 外輪山コース:尾根沿いを進むコース。起伏が多くハシゴなどちょっとスリリングなポイントもあるけれど、眺望は最高。

といったところ。行きは景色を楽しむことができる外輪山コース、帰りに下りが続く千蛇谷コースを選ぶといいのかな、というところだけれど好みで選んでもいいと思います。

鳥海山

外輪山から鳥海山山頂方向を見たところ。

ここまで近づくと山頂のゴツゴツした岩場の雰囲気も見えるようになってきました。外輪山コース

外輪山コース

外輪山コースを進み、七高山付近で分岐するところ。鳥海山の頂上である新山まであと少し!

頂上到達、そして下山へ

新山への道

鳥海山最高峰である「新山」へと向かう道。もはや道らしい道はなく、岩場をよじ登っていくことになります。

頂上付近にある神社や御室小屋に荷物を置き、身軽にして新山を目指します。

新山への道

頂上を目指す途中、岩場の裂け目を一度下ります。頂上まであと少しなので慎重に進みます。

正直かなり足場も悪く危険なので、体力次第では御室小屋まで来たら引き返してもいいかもしれません。ここまで来てケガをしたらもったいないしね?

新山山頂

岩場を登り切ったら山頂。2,236mの頂上は見晴らしはいいけれど10人も立ないほど狭いので写真を撮ったらそそくさと引き返します。

山頂を振り返る

帰りは千蛇谷コースを下ります。あまりに景色がよくて立ち止まるので、なかなか進まないw

色付く景色

しばらく歩くと夕暮れが近づいて空も夕焼けに染まり始めました。

景色を眺めながらもう少しゆっくり下山したいところだけれど暗くなる前に駐車場に戻りたいので少しばかり急いで下山です。

終わってみると登りに約5時間、下りに約3時間と合計8時間かかった計算でした。久しぶりの登山なのでさすがに疲れた・・・

登山が終わったら疲れを癒す温泉に向かいます。

鳥海山から近いところに道の駅象潟「ねむの丘」があるので、そちらにある温泉に立ち寄って疲れを癒しましょう。温泉は4階にあり時間帯によっては日本海に沈む夕陽も眺めることができます。

道の駅象潟「ねむの丘」展望温泉
道の駅象潟「ねむの丘」の展望温泉を紹介しています。

まとめ

鳥海山は日本百名山に選ばれているとあって、アクセスしやすく整備も行き届いているのでとても登りやすい山でした。登山の人気シーズンにはとんでもなく混雑する山ではありますが、ちょっと時期をずらすと人も少なくのんびりと登ることもできます。

ぜひまた来年も登ってみたい山でした!

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